「電子ピアノ」はダメですか?②

2016年09月19日 :ふみこ先生, ピアノ

ダメではないですが、
生ピアノの方がいいです。
(生ピアノ=アコースティックピアノ)

「5色の色鉛筆」で絵を書くのと、
「500色の色鉛筆」で絵を書くのとで、

どのような部分に違いが出るかお分かりいただけると思います。

「生ピアノ」だと、
タッチの違いで、音色は無限に変化します。
下手なタッチで弾くと当然汚い音が出ます。
綺麗な音を出す為には、余程注意して弾かないとなりません。
ですから、日頃から音を聞いて注意して練習ができます。

その反対で、「電子ピアノ」だと、
タッチの違いで、音色は変わらないのです。
下手なタッチでも、良い音が簡単に出てしまうので、上手く弾けてなくても、上手に聞こえてしまうのです。
だから、音を聞く作業を怠けるので、耳も育ち難いのです。

「お家では上手く弾けるのに、、、」という言葉が出てくるのは、そういう理由なのです。

生ピアノでないと駄目!ではありませんが、
こんな風な違いがあります。

中古であれば、30万円前後から購入できます。

電子ピアノと生ピアノで選択ができる状況で、迷う様なら、生ピアノをおすすめします。

「電子ピアノ」はダメですか?

2016年09月18日 :ふみこ先生, ピアノ

「電子ピアノ」ではダメですか?
と聞かれます。

ダメではありませんが、
本物のピアノで練習した方が良いです。

生ピアノも電子ピアノも、見た目はそっくりですが、別の楽器です。

野球を、テニスボールで練習し続けるか。
習字を、マジックで練習するか。
新体操のリボンを、ビニールテープで練習するか。

そのくらいの違いがあると思います。

「おうちでは上手く弾けるのに、、、」
「なんか違うなぁ、、、」と口にするのは、ほぼ電子ピアノの生徒さんです。

環境など制限が厳しい時代の中、
「電子ピアノはノー!」とは言いません。

電子は電子の良い部分も勿論あります。
上手くならないこともありません。

ただ、なかなか身に付かない部分があります。

その時間と労力の差は、子供にとって大きいのかな、と生徒を見ていて感じます。

「長く続くか分からないし」と躊躇する親御さんのお気持ちもとてもよくわかります。
(高額ですし。)

ですが、長く続かずピアノをやめてしまうお子さんの割合の多くが、実は電子ピアノで練習しているお子さん、というデータも出ています。

ピアノ習得には、長い長い年月を要します。

楽器選びは、慎重にお考えいただければと思います。

19曲合格!

2016年09月17日 :ふみこ先生, ピアノ

今日のレッスンでは、

「19曲」一気に合格した生徒さんがいました。

弾きっぱなしのレッスン。

必死に弾いているので、
疲れたなんて言いません。

頑張った分、最後はゲームで終わりました。
本人も満足して帰りました。

こんなレッスンは、とても良いですね。