ピアノは覚えることがいっぱい。

2013年06月30日 :ふみこ先生

ピアノは、

 

「音符を読む。」

「音を聞く。」

「鍵盤の位置を覚える。」

「リズムを数える。」

「手や指、体の正しいフォームで弾く。」

 

初めから覚えなくてはならないことがいっぱい。

 

全てを同時進行するのは本当に大変だし至難の技。

だから「脳に良い」と言われる訳でもあるのですが、

初めての子供達の頭はいっぱいいっぱいです。

 

 

ですので

まず、最初の教本は、

初見でも弾けるような簡単なものにしています。

 

 

音符を読むのに精一杯にならないようにしたいからです。

 

そしてまず手のフォームに気を配れるようにしています。

そして曲の数をこなし譜読みを鍛える。

 

この段階では他の細かい部分はあまり注意しません。

あれもこれも、無理ですよね。

 

譜読みの力が付いてくれば、本当に後も楽です。

 

急がば回れ。

 

ソルフェージュもしながら地道に、

でも楽しいレッスンを心掛けたいです。

 

 

進度が気になる。

2013年06月25日 :ふみこ先生

楽譜の進み具合は気になりますか?

気になりますよね、きっと。
でもどうして気になるのでしょう。

 

他の子と比べてしまうから。

お月謝を払ってるから先に進まないと困る。
上手くなってくれないと意味がない。

勿論そういう気持ちはあるかもしれません。

 

でも、そもそも音楽は
楽しむ事がまず基本。

 

許容範囲を超えて無理をさせてしまうと、子供は放り投げてしまいます。嫌になります。

 

無理をさせないこと。

「かんたん!」と思わせること。

これが楽しくやるには大事。

一人一人進度や許容量は違います。

私は、その生徒のレベルより少し易しい課題から始めることにしています。
難しい曲でなかなか丸がもらえないのもモチベーションが下がりますよね。
だからまずは易しい曲をどんどん弾き、数をこなすこと。

そして徐々に、頑張らないといけない課題をその中にちょろっとしのばせる。
ゆっくりとレベルアップさせていくことが、子供にとっても、

教える側にとっても無理がないように思います。
勿論、受験、プロ志向、コンクールなどでばりばりやりたい!なんて子はまた話は別ですが。

 

ピアノは、焦らず楽しんで学べるといいですね。

北京にて

2013年06月18日 :たくし先生

仕事で北京に行って来ました。3度目の北京。

やっぱり空気はきれいではなかったです。

やっぱり中華料理は安くておいしかったです。

最初に行ったときは2路線しかなかった地下鉄も今では東京なみ。

人や街全体が、いま、これからだ、という雰囲気を出してます。

パワーのある都市には元気づけられます。

肩が上がってしまう

2013年06月15日 :ふみこ先生

これは肩に力が入っているということ。

これでは思う様な音色は出せません。

慣れない筋肉を使うことで、

力のコントロールがまだ上手くいないので、

必要以上に力んでしまうのでしょう。

 

 弾くことに精一杯だったり。

 

 

呼吸が止まっていませんか?

歌いながら弾くことは効果的です。

 

 

椅子の高さが合っていますか?

鍵盤に腕を置いた時に、腕が水平になる高さです。

 

 

ピアノとの距離が適当ですか?

近過ぎると腕の自由が利きません。遠くても肘が伸びてしまいます。

肘が胴より少しだけ前にくる位置です。

 

 

そして、肩がきちんと下がっているか、都度意識をすること。

 

 

 すぐには直りませんが、少しずつ意識することで良くなってくるでしょう。

 

リラックスして弾いてみましょう。

 

 

歌いながら弾く。

2013年06月02日 :ふみこ先生

先月体験レッスンを受けて入会してくれた小学1年生。
お話上手で元気な子。

某音楽教室から移ってきました。
譜読みと手のフォームがまず課題。

この生徒さん、歌うことが好きとのこと。

歌いながら練習すると、機械的でなく歌心のある演奏になります。

これはとてもとても大事なこと。

歌うことで、ブレス、フレーズ感、抑揚などが自然に演奏に出てくるのです。

是非、歌いながら練習をしましょう。